英語の上達には長期記憶が大切

長期記憶へ導け

 

前回の記事で、記憶には,

短期記憶(すぐ忘れる)と長期記憶(ずっと忘れない)があるとお伝えしました。

英語学習に限った話ではないですが、

学習で重要なのは短期記憶ではなく長期記憶です。

 

私は専門家ではない普通のサラリーマンですので、

サラッと記憶について私なりに簡単にお伝えさせていただくと、

 

脳には記憶を留めておくための場所として、

容量の小さな場所(海馬)と、容量の大きな場所(大脳皮質)があります。

海馬が短期記憶をする場所であり、

大脳皮質が長期記憶をする場所になります。

 

この構造を踏まえて、英単語を例にしてお伝えしますと、

 

覚えようとしている英単語を海馬が大脳皮質へ移行するかどうかの判断をしています。

つまり、海馬くんの審査に通れば、長期記憶になるというわけです。

(※某カードゲームのキャラクターではありませんw)

逆に言えば、この海馬くんの審査に落ちた英単語はすぐ忘れてしまうというわけです。

 

英単語を覚えるためには、

この海馬くんの審査を何としても突破しないといけません。

 

どうすれば突破できるのか?

それは何度もお伝えしている通り、反復しかありません。

 

海馬くんの審査に通らなかった英単語も、何回も何回も審査を受けに来ると、

海馬くんは悩み始めます。

「もしかして、この英単語は大事な情報なのかなぁ・・・」

こうなれば占めたものです。もう少しです。

再び、審査を受けに来た英単語を確認した海馬くんは、

「この英単語は君にとって大事な情報なんだね、わかったよ。合格にするね!」

と、あなたに許可を出してくれます。

これにより、大脳皮質への道が開かれ、長期記憶が完了するというわけですね。

 

少し物語感を出しましたが、伝わりましたでしょうか?

 

記憶にはこの流れがあるんだとイメージしておくだけでも、

前向きに取り組めるはずです。

すぐ忘れたから才能がないんだと落ち込まず、

反復しないと忘れるのは当たり前だと割り切れます。

 

記憶についてはもう少し触れていきたいと思いますが、また次回!