記憶の定着に必要なこと

記憶させるために

 

前回、長期記憶させるためには反復学習が必要だとお伝えしましたが、

なんとなく疑問が残りませんか?

 

別に反復したわけではないけど、覚えていることもあるような、、、

 

そうです。必ず反復しなければ記憶には残らないわけではありません。

専門家ではないので詳しい話は出来ませんが、

反復せずとも覚えていることがあるはずです。

 

感情的になったことや、印象的だったことは

反復したわけではないけど覚えてますよね?

 

どうやら人間はワクワクしたり、ドキドキしたり、

感情が高ぶったことは記憶に残りやすいそうです。

これは、反復とはまた違った考え方ですよね。

 

いかがでしょうか?

全てではないと思いますが、

感情が高ぶったような思い出に関しては、

かなり過去のことでも覚えてませんか?

もしあるなら、イコール長期記憶になっているということですね。

 

つまり、反復+感情の高まり(=インパクトが強い)が重なったとき、

一番学習効率が良く、記憶に残すことができるはずですよね?

※これについては次回、もう少し掘り下げて記事にしていきます!

 

それを踏まえて、どのように学習していけばいいのかを

考える必要があるはずです。

 

本当に一人で黙々とやっているだけでいいのか?

気が向いた時だけ学習するぐらいで本当にいいのか?

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学習を始めるきっかけが、

なんとなく英語の勉強を始めてみようかな~、

というような軽い気持ちで始めてもいいと思います。

でも、せっかく始めたのだから、学習効率を上げたいですよね?

だったら、記憶について考えながら学習していく方がベストだと気が付くはずです。

意味のない学習にはしたくないですよね。

 

あなたにとって最適な学習方法が見つかるきっかけになれば嬉しいです。

英語の上達には長期記憶が大切

長期記憶へ導け

 

前回の記事で、記憶には,

短期記憶(すぐ忘れる)と長期記憶(ずっと忘れない)があるとお伝えしました。

英語学習に限った話ではないですが、

学習で重要なのは短期記憶ではなく長期記憶です。

 

私は専門家ではない普通のサラリーマンですので、

サラッと記憶について私なりに簡単にお伝えさせていただくと、

 

脳には記憶を留めておくための場所として、

容量の小さな場所(海馬)と、容量の大きな場所(大脳皮質)があります。

海馬が短期記憶をする場所であり、

大脳皮質が長期記憶をする場所になります。

 

この構造を踏まえて、英単語を例にしてお伝えしますと、

 

覚えようとしている英単語を海馬が大脳皮質へ移行するかどうかの判断をしています。

つまり、海馬くんの審査に通れば、長期記憶になるというわけです。

(※某カードゲームのキャラクターではありませんw)

逆に言えば、この海馬くんの審査に落ちた英単語はすぐ忘れてしまうというわけです。

 

英単語を覚えるためには、

この海馬くんの審査を何としても突破しないといけません。

 

どうすれば突破できるのか?

それは何度もお伝えしている通り、反復しかありません。

 

海馬くんの審査に通らなかった英単語も、何回も何回も審査を受けに来ると、

海馬くんは悩み始めます。

「もしかして、この英単語は大事な情報なのかなぁ・・・」

こうなれば占めたものです。もう少しです。

再び、審査を受けに来た英単語を確認した海馬くんは、

「この英単語は君にとって大事な情報なんだね、わかったよ。合格にするね!」

と、あなたに許可を出してくれます。

これにより、大脳皮質への道が開かれ、長期記憶が完了するというわけですね。

 

少し物語感を出しましたが、伝わりましたでしょうか?

 

記憶にはこの流れがあるんだとイメージしておくだけでも、

前向きに取り組めるはずです。

すぐ忘れたから才能がないんだと落ち込まず、

反復しないと忘れるのは当たり前だと割り切れます。

 

記憶についてはもう少し触れていきたいと思いますが、また次回!

 

反復学習の必要性

反復学習の必要性

 

前回の記事で、英語の理解度を感覚的に確認するためには、

反応速度が大事とお伝えしました。

 

例えば単語であれば、

その単語を見たときにすぐに意味が分かるか?ということです。

 

Apple → りんご

 

この反応速度の感覚です。

 

この領域に行くためには、反復学習が大切ですが、

なぜなのか?それは、

 

人は忘れる生き物だからです。

 

「…え?」

 

という感じですよね。

 

エビングハウス忘却曲線というのはご存じでしょうか?

これはドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスが人間の記憶を数値化して、

記憶の保持率を示した曲線です。

 

この忘却曲線を踏まえてお伝えしますと、

人は1日経つと4分の3は忘れているということが言われています。

※あくまで何の意味もない単語を記憶した場合の実験ですので一概には言えません。

 

つまり、一生懸命に単語を覚えようと奮闘しても、

1日経ったらほぼ忘れています。

それぐらい人は忘れる生き物なんですね。

 

それを防ぐために反復学習をするのですが、

最適な復習するタイミングがあると言われています。

 

初回学習後、1日以内に1回、1週間以内に1回、1ヶ月以内に1回

 

上記の通りに反復すると記憶の定着に繋がるそうです。

 

もちろん個人差はあると思いますが、

せっかく勉強したことは忘れたくありませんよね。

必ず反復することを常に意識して学習しましょう。

 

ただ、上記に示した期間内にやらなければ絶対にダメではありません。

あくまで理想です。

 

ポイントとしては、最初はすぐに復習しないとすぐに忘れてしまうけど、

徐々に忘れなくなっていくのが脳の機能なんだということを意識しておくことです。

このことを考えながら学習していくだけでも全然違うはずです。

 

それに、反復すればするほどに、スピードも上がっていきますから、

エネルギーも少なくて済みます。

そして、最終的に長期記憶になりますので、反復しなくても忘れなくなり、

その結果、反応速度が速くなることに繋がるわけです。

 

この「長期記憶」もポイントです。

記憶には短期記憶と長期記憶があります。

最初は短期記憶として扱われますが、反復を繰り返すことで長期記憶になります。

 

次回、長期記憶についてもう少し記事にしていきます!

 

 

 

 

 

英語の理解度

英語が分かってくる感覚

 

英語学習の理解度を確かめるための感覚的なことの1つとして、

英語を見たときにすぐに意味が分かるかということがあります。

もう少し言うと、訳さないで意味が分かるところまで理解しているかということです。

 

分かりやすい例でいうと、

 

apple

 

この単語を見たときに、

えーっと、、、うーん、、、たしか、、、ぐぬぬ、、、ハッ!

りんご!とはならなかった人が大半だと思います。

 

これはどうでしょう?

 

「This is a pen」

 

こんな文章は普段の日常会話では使用することはないと思いますが、

ほとんどの人は、学校の授業で教えてもらえる文章であり、

もしかしたら、ふざけて何度も言葉にした方もいるかもしれません。

歌にもなったような例文です。

すぐに意味がわかりましたよね。

 

そうです。普段からよく使っている単語や文章、

慣れ親しんだ言葉は、訳そうとしなくてもわかります。

読解しようとする間が発生しないんです。

厳密にはあるのかもしれませんが、感覚的には無い感じですよね?

その反応速度が大事なんです。

 

繰り返しになりますが、これが反復学習の賜物です。

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これはどうでしょうか?

 

「conquer the English language」

 

スッとわかる人は大丈夫です。

分からない方は、これならどうでしょう?

 

「master the English language」

 

なんとなくわかったのではないでしょうか?

そうですね。英語を極める、習得するという意味です。

 

master(マスター)なら、日ごろ使ったことがある単語ですよね。

 

結局、知っているか、知らないか、

反応できるか、出来ないか、

それだけです。

 

その感覚に文法を合わせれば読めるというわけですね。

 

つまり、反復しかないんです。

あとはどうやって反復するか?

もう少し記事にしたいところですが、

 

今日はこの辺で!

 

 

 

英語学習の続け方 メンタル編

英語学習を続けるためのメンタル

 

繰り返し記事にはしておりますが、

英語学習には継続が大切です。

 

1回や2回学習しただけで身につくものではありません。

 

長期にわたって学習していかなければなりません。

 

これまでの記事で英語学習を継続するためには、

「習慣化」することと、「目標設定」をすることの2つが大事とお伝えしてきました。

それについては何となくわかってはいても、

そもそもその大切な2つのことでさえも出来ない場合もあるかもしれません。

 

そのような状態にやや刺激を与える考え方があります。

英語学習に限った話ではありませんが、

何よりも大切なことであると言っても過言ではありません。

 

それは、

 

時間です。

 

時間だけは増やすことは出来ません。

戻すことも出来ません。

 

時間の経過は誰にも止められないのです。

 

あなたに与えられた時間をどう過ごすかはあなた次第です。

やや宗教染みた暗い内容に思えますが、

 

時間の考え方をプラスの力に変えることが大事です。

 

限りある時間を大切にするにはどうすればいいのか?

決して、ネガティブに捉えないこと。

どうすれば最高な時間=人生にできるか?

そのためにはどうすればいいのかを自分自身に問いかけるんです。

 

時間は有限なんです。

英語が出来るようになったらいいなー、で本当に終わらせていいのか?と

心の中にいる自分に問いかけましょう。

時間は戻ってこないぞ!と、自分自身で自分の背中を押すんです。

 

だらだらしている時間がもったいなくなってくるはずです。

俗にいう意識高い系になったっていいじゃないですか。

 

一生懸命になっているんですから!

 

この時間を意識するだけでかなり行動力は変わってくるはずです。

どんどんプラスの力に変えていきましょう!

 

ただ、繰り返し注意しておきますが、

決して時間の経過をネガティブに捉えてはいけません。

 

だらだらしてしまったからと言って、自分はダメだというように、

自分を責めてはダメです。

怠けたっていいんです。ボーッとしたっていい。

 

なぜなら、あなたは今のままで十分幸せなんです。

 

ただ、今の幸せなあなたの人生をさらにより良くしようとしてるだけです。

そのツールの1つに英語学習があるだけです。

 

今日はメンタル的な視点で記事にしました。

もう少し深いところまで記事にしたいところではありますが、

この辺にしておきます。この続きはまた改めて記事にしますね。

 

学習時間の作り方

英語の学習時間の作り方

 

英語の学習をしたいと思ってもいつやればいいのかなと

考えてしまうことはありますか?

 

日々抱えている本業、それが終われば家に帰って家事や育児など、

そんな暇はないよと思われている方もいらっしゃるかと思います。

 

家に帰ってから机に座って英語の学習なんてなかなか難しいですよね。

心も身体も疲労している状態で机になんて向かえません。

 

決して自分が怠け者だからと責める必要は無いです。

疲れているんだから当然です。

自分を責めれば責めるだけ自信を失い学習出来ません。

 

では、どうしたらいいのでしょうか?

以前にも記事にしましたが、

1分でも1秒でも学習する習慣をつけていきましょう。

 

そして、学習した自分を褒めていきましょう。

よし、勉強したぞと。

 

でも、いつ何をすればいいでしょうか?

毎日忙しい中で始められる学習はなんでしょうか?

 

やはり始めやすいのは、単語を覚えることではないでしょうか?

※リスニングでもいいですが、何を言っているかわからないと続きません。

この点に関しては別の記事で書きたいと思います。

 

なぜかというと、通勤通学時に出来ます。

すぐできます。今はアプリもあるし、コンパクトな単語帳もあります。

YouTubeもあります。探せばいくらでもありますが、

見るだけ、聞くだけから始められますので、移動時間にピッタリです。

 

皆さんは移動時間は何をしていますか?

LINE?メール?ゲーム?音楽?

その時間を英語の学習にしませんか?

単語1個でいいです。始めてみませんか?

 

疲れ過ぎて電車の中で寝てしまうこともあるでしょう。

別にいいと思います。そんな日があっても。

 

でも、少しづつ移動時間を英語学習に充ててみましょう。

習慣になれば占めたものです。ラクになります。

もっともっと学習できるようになります。

 

学習時間がなかなか確保できない方がいらっしゃいましたら、

是非、移動時間を有意義な時間にすることから始めてみましょう!

 

少しメンタル的なお話をすると、

 

やらなければならないではなく、

時間がもったいないからやっておこう!ですよ。

 

継続が大事ですから。

 

正しい発音を知るために必要なこと

正しい発音を知るために必要なこと

 

前回の記事でリスニングには発音が大事とお伝えしましたが、

その発音を正しく行うために重要な基礎となる学習に、

 

フォニックス学習があります。

 

どちらかというと子供向けに作られた教材が多く存在するとは思いますが、

これから英語を学習する大人の方にも発音やリスニングには欠かせない学習です。

 

最近の英語の授業であるのかはわかりませんが、

いかがでしょうか?

ほとんどの人がABCDEFG…♪という歌から学習が始まりますよね?

声に出すとエイ、ビー、シー、ディー、イー、エフ、ジー・・・という感じです。

 

では、

この単語はどう読みますか?

 

「dog」

 

当然ですが、ドッグです。そう。犬ですね。

 

でも、なぜでしょうか?

どうしてディーオージーと呼ばずに、ドッグになるのでしょうか?

 

今回は分かりやすい例で表現しましたが、

この発音の根底にあるのがフォニックスです。

 

このフォニックスを知ることは、

英語の発音が分かりやすくなり、聞き取りやすくなることに繋がります。

 

そして、フォニックスを知ると、

dogはカタカナで書くと正確にはドッグじゃないことに気が付きます。

 

カタカナで表現するなら、ドゥオグです。

dがドではなく、ドゥであり、oがオで、gがグですね。

 

フォニックスを知ると、どのように発音したらいいのかが分かってきます。

ルールもいくつかありますので、少しづつ学習していきましょう。

 

教材もいろいろありますし、動画での解説もあります。

 

子供向けに出来ているツールもありますが、

楽しみながら学習していくことは非常に大切です。

決して馬鹿にせず、取り入れていきましょう。

 

発音を知ることは、遠回りのような気がしますが、

一番の近道です。

 

あまり気にされていなかったら、

今後はぜひ学習の一環に取り入れてみてくださいね!

フォニックスの詳細についても、

改めて次回以降で記事に出来ればいいなと思います!

 

ではでは。